サークルの成り立ち
栗平白鳥自治会には、自主防災部と連携して防災関係の活動をしているボランティアグループ ”防災ボランティア” があります。”防災ボランティア” グループは、東日本大震災後の平成23年に発足し、防災について精力的に活動を行っていますが、人間の防災という観点での活動となっているため、「ペットの防災についても考えていこう」ということで、”防災ボランティア” の部会として、平成28年2月20日に、ボランティアサークル ”ペットとぼうさい” が発足しました。
第1ステージ ( 平成28年2月20日 ~ 平成28年9月17日 )
現在、当自治会の避難所では、ペットとの同行避難ができないことになっています。
このことに問題意識を持った方々がメンバーとなり、活動をスタートしました。。
主に、自治会内のペットに関する現況把握を行いました。
第2ステージ ( 平成28年9月26日 ~ 令和3年10月2日 )
第1ステージで行った調査結果を踏まえ、ペットの防災に関する啓発活動を広く行うために、”防災ボランティア” の部会ではなく、独立したボランティアサークルの体制に変わりましたが、平成29年3月18日の定例会にて、以前と同様の”防災ボランティア”の下部組織に戻ることとなりました。多くの町会・自治会に「ペットとの防災」に関心を持ってもらうため、また、ペットの飼い主さんが主体となり、自分の暮らす地域に合った「ペットとの防災」に取り組んでもらうための啓発活動を行いました。
ペット同行避難の避難場所として、避難所近くの公園をペットの避難場所とした案を検討しました。
第3ステージ ( 令和3年11月6日 ~ 現在進行中 )
当自治会の避難所が、ペット同行避難可となりました。
避難所に避難する人間にもペットにも、できるだけ混乱が起きないように、避難所におけるペット同行避難の仕組み(ハード面、ソフト面)を検討し、自治会や避難所運営会議に提案する取り組みが始まりました。
また、日頃の備えや避難所避難以外の様々な避難の方法についても広く周知する活動をしています。
活動の目的
ペットとの防災に関する活動を行うことにより、防災に関する意識を高め、災害から身を守る力をつけることを目的とします。
活動内容
①飼い主さんに、ペットとの防災について考えてもらうための啓発活動をします。
②活動の輪を広げることで、学び合いを行います。
③災害時に助け合うことができるように、他の地域とのネットワークを築いていきます。
サークルのルール
① 飼い主さんとペットの日常のかかわりを尊重しましょう。(各家庭の生活スタイルを尊重し、その中で災害に備えることを心がけましょう。)
② プライバシーを尊重しましょう。
③ ペットのことを話すときには、ペットの名前を使いましょう。(災害時、逸走などをしたときに、名前を呼んでもらうことで救助に繋がることもあります。)
活動拠点
神奈川県川崎市麻生区の栗平白鳥自治会地域を拠点として活動を行っています。
ミーティングは、栗平白鳥自治会館を利用しています。
活動人数
11人(男性2人、女性9人)
定例会
毎月 第1土曜日 15:00~17:00
栗平白鳥自治会館にて
※都合により変更することがあります。活動予定でご確認ください。
会費
月会費 100円(年会費 1,200円)